岡山県津山市東一宮にある耳塚の鎮魂・供養式へ参加してください

 昨年10月23日に京都の耳鼻塚の鎮魂・供養式を行った直後から、次は岡山県津山市東一宮で見つかった耳塚(耳地蔵)の鎮魂・供養式を行うことが「京都から世界に平和を広める会」の公約でした。

 ところが、コロナ感染が日本全土を襲い、会長の私、小椋正恵が健康を害したため、今年の開催は無理だとあきらめていました。

 しかし、その一方で、日本と朝鮮半島の関係は改善の兆しがまったく見えないままの残念な日々が続いています。

 そんな悩み続けていた中で、津山市の市会議員である中島完一さんが「京都から平和を世界に広める会」の岡山支部長に名乗り出て、津山東一宮の耳塚(耳地蔵)の鎮魂・供養式を行いましょうと提案していただきました。

 私は事務局長の天木大使にすべてを託し、中島さんと天木さんの二人が中心になって、以下の通り11月8日に鎮魂・供養式が行われる運びとなりました。

 韓国と北朝鮮の双方からも昨年同様、関係者の出席が見込まれるようになりました。

 今度の鎮魂・供養式の中心は、上記の写真でおわかりのように、400年も放置されていた、誰がつくったかもわからないみすぼらしい耳塚(耳地蔵)に、新たな石碑と献花台・供養台を設置し、その石碑に次のような韓国語訳がついた文章を刻んで、犠牲者の魂の鎮魂・供養の必要性と重要性を世界に知らしめることにあります。

 「豊臣秀吉の朝鮮出兵の犠牲となった朝鮮半島の人たちを悼み、ここに心から鎮魂供養するとともに、朝鮮半島と日本の末永い友好関係を願います。

 これをきっかけに内外に多くの方々の声により、この耳塚(耳地蔵)が整備。発展して歴史的遺跡に発展していく事を願います。

 皆さんも、私たちと一緒に手を合わせてください。 京都から世界に平和を広める会 一同」

 耳塚のある場所は個人の所有地で、その所有者は保守的な人らしく、供養・鎮魂式を行う事はもとより、そこに手を加える事すら否定的だったようですが、中島さんのご尽力により石碑の設置が可能になりました。

  耳塚のある場所は公道に沿った狭い場所にあり、大勢の人が集まるわけにはいかず、また少なくなったとはいえコロナ感染再発の恐れがある中でもあり、一般参加はおこなわず、私と僧侶を含め主催者側から数名と民団、朝鮮総連の代表、および地方紙と在京韓国メディアの取材人だけの式典になりますが、その模様は昨年と同様に動画でリアルタイム発信し、日本国民及び朝鮮半島の人々や政府にも伝わるようにします。

 そして、この石碑を皆さんの手で造る事によって、皆さんは私達と共に鎮魂・供養式に参加することになるのです。

 石碑などの寄贈にかかる費用は約50万円です。

 昨年、私たちの呼びかけでいただいた寄付金は約130万円ほどで、そのうち40万円ほど使って残額が90万円ほど残っていることは報告した通りです。

 ですから新たに寄付を集めなくても今回の鎮魂・供養式は出来ます。

 しかし、私はこの石碑代は、これまでいただいた寄付で賄うというよりも、私たちと思いを同じくする人たちの、この岡山で見つかった新たな犠牲者の魂を鎮魂・供養したいという気持ち、こころざしで造りたいと思っています。

 京都から世界に平和を広める会一同と書いた、「一同」の意味は、石碑をつくるために寄進してくれた人たちすべてを意味するのです。

 私たちと一緒に手を合わせ、石碑に思いを込めたいと思われる皆さんにおかれては、一口千円から一万円の範囲で下記口座にぜひ寄進をお願いしたいと思います。

 さっそく私も1万円を寄進しました。

 一口千円なら500人、1万円なら50人集まれば石碑は造れます。

 私は残念ながら11月8日の鎮魂・供養式には出席できませんが、皆さんの手でこの日を、歴史を動かす日にしたい、そう思っています。

 その事を中島さんと天木さんに託します。

「京都から世界に平和を広める会」へのご支援、ご協力を今後ともよろしくお願いします。  

小椋正恵      

                 

<寄進先>

銀行名:三井住友銀行 京都支店(496)

口座名義:京都平和基金 代表者 小椋正恵

口座種別:普通

口座番号:9574913

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