早く祖国に還したいですね

麒麟よこい」の読者の方からご感想をいただきました。


「麒麟よこい」、読み終えました。やはり早く祖国に還したいですね。

せめて案内板の内容だけでもなんとかならんかと。

還したうえで、上の五重塔を残虐行為を忘れないために残せばよいのでは。

原爆を2回も落とされた国(米国)に精神的にやすやすと(そうしなければ国が分断される恐れがあったのかもしれませんが)追随してしまうのは、こうした他国への自国の振る舞いを、深く考えないからなのだろうな、などと思いつつ…。

「つまり琉球王国は豊臣秀吉の朝鮮出兵の犠牲者であると同時に、朝鮮征服、朝鮮人虐殺にやむなく加担させられたという意味で、二重の苦難を味わわされたのである」の一文にドキリとしました。

今もなお基地の島という立場を押し付けられている沖縄は、米軍が世界のあちこちに派兵するたびに加担の痛みに苦しめられている。

ヤマトのあんたたち、わかっているのか!

そんな金城さんの叫びが聞こえてくるようです。

耳鼻塚がつきつける教科書には載らない歴史と現在に、正面から向き合える自分でありたいです。

早く祖国に還したいですね。


「麒麟よこい」の読後の感想をぜひお待ちしています。

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